■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 2006/6/14 No.338 週刊メールジャーナル 読者数11743人(前回) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ●鳩山氏も出馬?総裁選乱立の様相 (会員制経済情報誌『現代産業情報』6月1日号より転載) かつて、田中真紀子元外相が三人の総裁候補を「変人・凡人・軍人」と評し て、これが流行語になったことがある。 変人といわれた小泉氏が、後になって田中氏の後押しを受けて首相の座を手 にすることになるのだが、いまや二人が犬猿の仲であることはよく知られてい る。 その田中氏が久しぶりにテレビ出演して、司会者にポスト小泉の一番手であ る安倍晋三官房長官について聞かれ「あの人は森永のヘナチョコ」と皮肉った。 田中氏は安倍氏の政治姿勢をヘナチョコと揶揄したわけだが、チョコはチョ コでも「森永のヘナチョコ」といったところが笑わしてくれる。 というのも、安倍氏の夫人が松崎昭雄・森永製菓社長(当時)の長女だった からだ。 安倍氏がヘナチョコかどうかはともかく、つい先頃事実上の総裁選出馬を宣 言して話題になったばかりだ。 政治デスクが続ける。「同時に、安倍氏の健康問題が再燃している。既に一 部マスコミで安倍氏の慢性的な下痢症状を報じたことがある。それが再燃した のは、同じくポスト小泉の一人である麻生太郎外務相のオフレコ発言が原因で はないか。4月下旬、番記者から安倍氏の健康が優れないのではと聞かれた麻 生氏が、『症状からいって潰瘍性大腸炎ではないか。だから安倍一本に絞れな い』と答えた」 余談になるが、ポスト小泉の一人でありながら安倍氏らに大きく水をあけら れている麻生氏だが、米政界との太いパイプは健在だと関係者は語る。 「4月末、拉致被害者家族の横田早紀江さんらがブッシュ大統領との面会を 果たした。この時マスコミは安部氏らの働きかけが奏功したと書きたてたが、 真相は麻生氏が信頼関係のあるシーファー駐日大使に頼み込んだからだ」 元外相から揶揄された安倍氏が、今度は番記者を前に、苦笑しながら「よも やま話とは便利な言葉だね」と皮肉を飛ばしたことがあった。安倍氏の皮肉の 相手は福田康夫元官房長官だ。 各紙の報道によると、ポスト小泉で人気抜群の安倍氏に福田氏が急迫してい るという。 5月上旬に訪米した福田氏は、チェイニー副大統領やラムズフェルド国防長 官ら要人と会談したのだが、同行した記者団に会談の中身を聞かれ、「よもや ま話だ」といって国民の失笑を買ったのだ。 『産経新聞』の名物コラム「産経抄」もこの福田発言に<米要人との会談内 容を聞かれて「よもやま話」ともったいぶる元高官>と批判していたが、確か に選良という意識が欠落したふざけた発言であることは間違いない。 「はっきりいって福田氏の渡米の費用は自前だというが、結局は国民の税金 だ。しかも総裁選に向けてのデモンストレーションなのだから、国民にしっか りとしたメッセージを発信すべきだ」(政界関係者) この安倍氏と福田氏が抜け出し、はるか後方に麻生氏、谷垣禎一財務相が位 置しているのが現在の総裁選レースの構図といえる。 もっとも、若手の河野太郎氏の総裁選出馬宣言があったり、場合によっては 山崎拓元副総裁や与謝野馨金融・財政担当相の出番があるかもしれない。つま り候補者の乱立の可能性が高いのだ。 既に田中・竹下派の流れを汲む島津派に、同派に所属する額賀防衛庁長官を 担ごうという動きもある。 実は、こうした人物以外にも総裁選出馬に意欲を見せているベテラン政治家 も複数いるという。 「その一人は、文部大臣などを歴任した鳩山邦夫氏だ。鳩山氏は派閥には所 属していないが、政治家としての長いキャリアから、政界に人脈を張り巡らせ ている。出馬には推薦人20人確保というハードルがあるが、鳩山氏ならクリ アーできるだろう。彼の秘書から議員に転じた人物だけでも10人近くいるか らだ」(古参秘書の分析) 「確かに総裁選まで4カ月以上も残されているのに、マスコミ報道は過熱す るばかりだ。既に“安福対決”という言葉さえ飛び交っている。こんな状況が いつまでも続くとは思えない。いずれ国民も飽きてしまうだろう。そんなタイ ミングを見計らって手を挙げる候補者が出てきてもおかしくない」(政界関係 者) 例によって、森元首相が大物政治家ぶってテレビなどを通じて安倍氏や福田 氏に注文を付けているが、その効果のほどは当てにできない。だいたい、森氏 は森派会長として派閥さえまとめきれていないではないか。 むしろ、国民にとっては候補者が乱立した方が、わかりやすくていいのでは ないか。 ◆会員制(法人・個人)経済情報誌『現代産業情報』の購読ご希望は、本誌が お取次ぎいたします。お申し出あれば見本誌を無料でお送りいたします。 _____________________________________ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発 行しています。( http://www.mag2.com/ ) 配信を希望または中止されたい方はこちらでどうぞ。 http://www.mail-journal.com/touroku.htm ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 週刊メールジャーナル 2006年6月14日 第338号(水曜日発行) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 編集発行人:川崎 明 / 発行所:メールジャーナル社 〒130-0026 東京都墨田区両国2-1-4 第2西村ビル201 ホームhttp://www.mail-journal.com/ メールadmin@mail-journal.com 転載・再配布等には事前にメールジャーナル社に許可をお取り下さい。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |