■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 2006/8/30 No.349 週刊メールジャーナル 読者数11595人(前回) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【お詫び】 すでに配信された本号に誤りがありました。「警察庁」と表記すべきところ 誤って「警視庁」と表記している個所がありました。読者の方々のご指摘をい ただきました。重要な誤りにつき訂正版を追加発行いたします。お手数ですが 前号は削除くださいますようお願いいたします。以後同様の誤りなきよう十分 に注意いたします。ご指摘くださった読者の方々にお礼を申し上げるとともに すべての読者のみなさまにお詫び申し上げます。 ●週刊現代「JR東日本の真実」を軸に暗闘を繰り広げる公安内部 (会員制経済情報誌『現代産業情報』8月15日号より転載) 弊誌(『現代産業情報』8月1日号=本誌では転載していない=本誌編集部 注)が掲載した『週刊現代』での「テロリストに乗っ取られたJR東日本の真 実」(西岡研介氏)をめぐる関係者の動きが複雑になっている。 特に公安当局者と「革マル派」の動きは激しく、情報戦ともいえるような対 立関係を見せたかと思うと、瞬間的に交錯したりと、“怪物”ともいわれる公 安当局の内情を垣間見せる。 この稿では視点を深め、西岡氏の大型連載とリンクする背景を指摘しておき たい。 「西岡氏には関係者の尾行がついています。連載が始まる直前からです。ど の筋による尾行か分かりますか?一つは革マルです。これは想像がつきますよ ね。しかしもう一方が問題です。なんと公安当局なのです」(関係者) 公安当局がなぜ西岡氏を監視するのか。『週刊現代』の連載は組織としての 公安当局の利益と一致するはずである。関係者はこう解説する。 「公安当局の監視は1ルートではないのです。警視庁公安部が密かに主導す る系列や、警察庁警備局の息のかかった系列、公安調査庁などいくつかのルー トがあり、それぞれバラバラに動いているようなのです。 この背景には、警察庁警備局と警視庁公安部をそれぞれ軸とした当局内の暗 闘があるのです。 『現代』の連載を歓迎する勢力と、押さえ込もうとする勢力に大きく分かれ ています」 当局内のパワーバランスを見極めるには、どうしても避けては通れない公安 の大物OBの存在を明かしておかなければなるまい。警察庁警備局長を歴任し、 JR東監査役に天下りしたS氏である。 「情報戦や組織解明の能力は秀逸で、警備局を代表する大物公安マン」(関 係筋)と賞賛され、労使対立の流動的な時代のJR東に送り込まれたが、これ を経てSに対する公安当局の評価は著しく地に落ちてしまう。 「S氏はあの松崎明・元JR東労組会長に取り込まれてしまったのです。女 性問題を革マルに掴まれたといわれています。 労使関係を正常化するために送り込まれたS氏は、逆に松崎氏の傀儡となっ てしまった。当局の現職公安マンはS氏を疎んじたが、大物OBだけに食事の 誘いがかかったら無碍に断われない。いまだにS氏は当局者にとっては腫れ物 のような存在なのです」(関係筋) そのS氏を「公安の恥」と激しく敵視する一派がいる。警視庁公安部の現場 を中心とする勢力だが、S氏への敵意は、その人脈に連なる警察庁キャリアに 向いた。 「いまだにS氏と定期的に会合をもつキャリアを敵視し、そのキャリアに監 視をつけるほどなのです。 かつて警視庁公安部長を務めた警察庁幹部の行動に不審を感じ、今では『S の直系スパイ』と断じたこのグループは、幹部が警察庁警備局要職に復帰した ことに強く反発し、『現代』の連載を使って警察庁を揺さぶろうとしています。 この一派が情報源だという見方もあります」(関係者) 一方で現場の怨念を感じるキャリア組は防衛に必死で、『現代』がどこまで 連載の中で問題に踏み込むのか、そこを西岡氏の接触人脈から探ろうとしてい るのだという。 在籍する捜査員の数すら公表されてない秘密組織の公安当局。“怪物”と称 される所以だが、そうした組織に“怨念”が持ち込まれ、制御不能になったと き、何が起きるか。 弊誌はそれを強く危惧する。関係者の間では、『現代』の連載はこうした公 安当局内の暗闘にまで踏み込むのではないかとの観測が強く、JR東の革マル 問題を間接的に増幅している当局の内紛は、「スキャンダル」として表面化す る可能性を高めている。 ◆会員制(法人・個人)経済情報誌『現代産業情報』の購読ご希望は、本誌が お取次ぎします。お申し出あれば見本誌を無料でお送りいたします。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 週刊メールジャーナル 2006年8月30日 第349号(水曜日発行) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 編集発行人:川崎 明 / 発行所:メールジャーナル社 〒130-0026 東京都墨田区両国2-1-4 第2西村ビル201 ホームhttp://www.mail-journal.com/ メールadmin@mail-journal.com 転載・再配布等には事前にメールジャーナル社に許可をお取り下さい。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |