■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 2008/2/20 No.420 週刊メールジャーナル 読者数11175人(前回) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ●安倍前首相いまだKY症状治らず! (会員制経済情報誌『現代産業情報』2月15日号より転載) 「これで安倍前首相が画策する復権に、はずみがつくだろう」と、ベテラン 秘書が苦笑する。 10日に投開票された山口県岩国市の出直し市長選で、自民党衆院議員から 鞍替えした新顔、福田良彦氏が当選したのだ。 今回の市長選は、在日米軍の再編に伴う、厚木基地から岩国基地への空母艦 載機部隊移転の是非が焦点となった。 「移転問題で岩国市民の判断が問われたのは、今度で3度目だった。これま での住民投票と市長選の2度の審判では、国と対立してきた井原勝介前市長に 軍配が上がった。前回の市長選では、安倍氏が中心となって、井原打倒を工作 したが、かなわなかった。それが、僅差ながら今回は安倍氏らの思惑通りにな った」(地元記者) 市長選に勝利した福田氏は、小泉政権下で行なわれた郵政解散・総選挙で当 選した新人議員だった。 「福田氏が出馬した際には、次の衆院選に勝ち目がないので、市長選に鞍替 えしたとさえいわれた。しかし、市民は国にノーを言い続ける井原氏よりも、 国のアメとムチを受け入れた福田氏を選んだということだ。何しろ、岩国市の 経済は疲弊しているから」(地元政界関係者) そして、市長選が終わった今、注目されているのが、福田氏の転出により4 月2日に行なわれる山口2区の衆院補欠選挙だ。 福田政権になって初の国政選挙ということもあるが、安倍前首相を含めた山 口県選出の国会議員の思惑が、複雑に交錯してしていることもある。 また、中央政界で蠢きはじめた安倍氏が、こうした一連の動きを復権に利用 しようとしていることは間違いないところだ。 「安倍は福田の後釜について、人選を水面下で進めているようだ。実弟で参 院議員の岸信夫を回す案や、元テレビ朝日政治部長の末延吉正の名前も浮上し ている。安倍と末延が同郷ということで親しいことは、よく知られている。末 延の父親が岸信介や安倍晋太郎の支持者だったといわれている。末延は安倍の 意向に乗り気になっているとか」(地元政界関係者) しかし、福田氏が市長選に勝利したことで、逆に安倍氏の計画に狂いが生じ たとの見方もある。 というのは、参院議員の林芳正氏が補選出馬に名乗りを挙げる公算が高くな ったからだ。 林氏は、その性格と体型から、“ちゃっかりブー”と、陰口をたたかれてい る。 今回も、市長選の結果を見てから態度を明らかにすると周囲に漏らしていた という。 「安倍は林の意向を無視するわけにはいかない。地元、下関市では、安倍家 以上に林家は名門だ。林家はサンデン交通などグループ企業も多く、地元に与 える影響は大きい。父親の義郎氏は衆院議員だったが、小選挙区制になって安 倍家と林家は衆参とそれぞれ棲み分けてきた。しかし林家には、いつまでも参 院議員ではないだろうとの考えがあるはず」(前同) それにしても、最近の安倍前首相のはしゃぎぶりは目に余る。 政権を放り投げて、その無責任ぶりを激しく批判されて間もないというのに、 テレビに出演したかと思えば、月刊誌に「総理辞任の真相」と題した独占手記 を載せて、これ弁明に努めている。 さすがに、安倍氏の応援団長を自任していた山本一太参院議員も、注目度の 高い自らのブログに、「安倍さんのマスコミ再登場は時期尚早」と批判したほ ど。 だが、今年に入って安倍氏は、「お友達」の塩崎泰久元官房長官、渡辺喜美 行革相、菅義偉前総務相らと会食したり、ゴルフに興じたという。 「安倍本人が、53歳で一丁上がりにはなりたくないとの思いが強いのだろ う。再登板といっても、足場のない安部には、お友達を頼るしかないわけだが、 そのお友達の本音は、もう相手にしたくないというところだろう」(政治部デ スク) 岩国市長選の勝利が、政界での復権を狙う安倍氏の追い風になったことは間 違いないが、その一方で、安倍事務所の“異変”も漏れ伝わってくる。 彼の政策秘書でマスコミ対応の窓口となっていた天川幾法氏が、安倍事務所 を辞職するという。 「昨年末に体調を崩したのが天川の辞職の理由というが、そんなことは誰も 信じていない。側近といわれた秘書の辞職だけに、いろんな情報が飛び交って いるようだ。安倍さんは、例の防衛省汚職事件でも名前が出た」と、冒頭のベ テラン秘書が意味深な発言をする。 政界のKY男といわれる安倍前首相は、いまだに政界の空気を読めないまま だ。 ◆会員制(法人・個人)経済情報誌『現代産業情報』購読のご希望は、本誌が お取次ぎします。お申し出あれば見本誌を無料でお送りいたします。 【お知らせ】 本誌編集長・川崎明が執筆し、「ナナ総合コミュニケーション研究所」 http://www.nana-cc.com/commu-suppo/comuncation.html が提供したコラムが、「NIKKEI−NET」(「経営BIZ」)に連載 されています。「BIZ+PLUS」の「知財・総務」欄で、特集企画と して5回、隔週で連載されます。「特集:CSR時代の社内コミュニケー ション・マネジメント」の標題で、今回の第3回目は、「CSR経営を実 践するために社内広報が果たすべき役割とは」(02/13)です。 なにとぞご高覧のうえご高評ください。 なお。第4回は2月27日にアップの予定です。 http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/soumu/rensai/kawasaki.cfm ■■ 第7回全国社内誌企画コンペティション 応募受付開始 ■■ 2007年に発行された社内誌、Web社内報、周年誌・記念誌・社外広報誌 PR誌の企画をご応募いただき、優秀な作品を表彰。一つの企画を3人の 専門家が審査し、審査講評を結果とともにお送りします。 社内誌を担当されるみなさまの成果を発表する場として、 また社内誌のレベルアップにご活用ください。 応募要領については、下記でご確認ください ■■ http://www.commu-suppo.net/competition.html 注、4/1、事務所移転しました ------------------------------------------------- 株式会社 ナナ・コーポレート・コミュニケーション 取締役 社内広報事業 ナナ総合コミュニケーション研究所 所長 豊田 健一 〒160-0022 東京都新宿区新宿1-26-6 新宿加藤ビルディング5F Tel : 03-5312-7471 Fax : 03-5312-7475 E-mail :toyoda@nana-cc.com URL : http://www.nana-cc.com URL : http://www.commu-suppo.net ------------------------------------------------ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 週刊メールジャーナル 2008年2月20日 第420号(水曜日発行) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 編集発行人:川崎 明 / 発行所:メールジャーナル社 〒130-0026 東京都墨田区両国2-1-4 第2西村ビル201 ホームhttp://www.mail-journal.com/ メールadmin@mail-journal.com 転載・再配布等には事前にメールジャーナル社に許可をお取り下さい。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |