■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 2008/7/9 No.441 週刊メールジャーナル 読者数11416(前回) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ●中川氏は、総理の座を狙ってはならない! (会員制経済情報誌『現代産業情報』7月1日号より転載) 「つい先日華燭の典を挙げられた大塚拓代議士、丸川珠代参院議員が、このた び清和会に入会することになりました。お二人の優秀さは、よく皆さんご存知 でしょう。わが清和会では、ご夫妻の入会は3組目になります。それだけ清和会 は、家族ぐるみですばらしい会ということです」 こう、自らが代表世話人を務める清和会の派閥総会で同派を自画自賛して見せ たのは、中川秀直元幹事長だ。 確かに4代にわたって総裁を輩出した清和会(町村派)は、膨張の一途を辿って いる。 丸川氏らの入会で町村派は衆院議員61人、参院議員27人の計88人となり、2位の 津島派に大きく水を開けた。 しかし、この町村派も一皮剥くと、中川氏の思惑を秘めた水膨れ状態といって よい。 「派内で中川と町村官房長官の関係が抜き差しならないほど悪化していること は、周知の事実だ。いまや町村派ではなく、中川派と呼ぶ議員もいるほど。こ の日も、町村が大塚と丸山の入会を知らされていなかったことは、その様子か ら見て取れた」 と、総会の取材に当たった記者が明かす。町村氏は中川氏の後に、こう挨拶し たのだ。 「……新入会されたカップル?お二人?ああ、おめでとうございます。二人い っぺんに入ってくれたの。どうして、こんなに次々と。特にねー、女性の議員 が集まってくださるのか。やっぱり森先生に魅力があるからでしょう。また中 川代表幹事には、全部おんぶに抱っこでお世話になっております」 森先生というのは、いうまでもなく町村派の事実上のオーナーといわれる森元 首相のことで、中川氏の後見人でもある。 町村氏が中川氏に対して、おんぶに抱っこと言ったのは、皮肉を込めてのこと だろう。 官房長官として町村氏が首相官邸に詰めている間に、いまや町村派は、中川氏 に完全に牛耳られてしまった。 その中川氏の突出振りは、ますますエスカレートするばかりだ。 同氏は5月下旬に、新著『官僚国家の崩壊』を鳴り物入りで出版したのを皮切り に、6月に入るや否や、派内に「中川勉強会」を立ち上げ、スタートさせた。 同勉強会の呼びかけ人は、杉浦正健元法務相で「複数の人から中川さんの本に ついて、地元でも話題になるので勉強会を開いてほしいといわれた」と語った。 すでに中川勉強会は連続して開かれており、参加人員も30人前後となっており、 中川氏の総裁選出馬への意欲を示すものと見られている。 こうした中川氏の突出に、町村派内部で「派中派工作ではないか」と一部が反 発し、森氏も「総裁候補もいろいろ噂されているが、そんな動きは我が派は一 番やっちゃいけないことだ」と、不快感を表明した。 ただ、森氏と中川氏のこれまでの関係から見て、森氏の苦言を素直に取れない のも事実だ。 森氏が派閥に影響力を行使できるのも、中川氏の政治力があってのことだから だ。 実は森、中川の両氏が水面下で連携しながら中川氏の総裁選出馬を演出してい る“傍証”がないわけではない。 つい最近も中川氏が担当記者と懇談したが、その席でも同氏は「(総裁選に) 俺は名乗りなんてあげていないぞ」といいながらも、記者団の「マスコミ的に は名乗りをあげていることになっている」と突っ込まれると、まんざらでもな い表情を見せたという。 「この席はオフレコなので、中川と記者とのやり取りが記事になることはなか ったが、中川が現在でも、いかに森と緊密に連絡を取り合っているかを口にし た。例えば森が最近、新聞のインタビューを断ったことを中川がバラした。理 由は、いま森がインタビューを受けたら中川との関係を聞かれ、険悪な仲と書 かれかねないためだ。森が、わざわざ中川に取材を断ったことを伝えてきたの か、それとも中川が断るように言ったのか定かでないが、語るに落ちる話だ」 (消息通) いずれにしても、今後中川氏の総裁選出馬に向けての画策が後退するとは思え ない。 同氏が森政権で官房長官のイスを棒に振り、総裁選出馬のネックになっていた 過去の女性スキャンダルを、著書で“懺悔”したことでクリアーしたと見られ ているが、果たしてそうだろうか。 中川氏は、ある女性との不適切な関係が7年後の官房長官時代にスキャンダルと なって噴出し、辞任に追い込まれたと書いている。 その理由について、別れ話を持ち出したため女性の恨みを買ったのだろうとも 述べている。 しかし、この女性スキャンダルがなぜ7年もたって蒸し返されたのかなど、不透 明な部分が残されたままである。 そして、詳細を知る関係者は現存しているのだ。そんなに甘くはない。 再三指摘してきたように、中川氏は絶対に総理・総裁のポストを狙ってはなら ない。小池首相実現のために汗を流す程度でいいのだ。 ●会員制(法人・個人)経済情報誌『現代産業情報』購読のご希望は、本誌が お取次します。お申し出あれば、見本誌を無料でお送りいたします。 【お知らせ】 ■■■第12回コミサポ・セミナー■■■(ご案内) 環境への配慮、地域とのつながり、社会的な貢献 いま、企業では「CSR」を意識して活動を進めています その集大成ともいうべき「CSR報告書」 その読み方、作り方、使い方のセミナーを開催します ■テーマ■ 「CSR報告書の読み方、作り方、使い方」セミナー ■日程■ 7月18日 金曜日 16時より ■講師■ 株式会社NTTアド 加美山秀彦先生 セミナーだけでなく、講師に直接質問できるなんでも相談会、 そしてセミナー参加者とネットワークがつくれる交流会もあります ■詳しくは■ ⇒http://www.commu-suppo.net/seminar_pdf/20080718seminar.pdf ------------------------------------------------- 株式会社 ナナ・コーポレート・コミュニケーション 取締役 社内広報事業 ナナ総合コミュニケーション研究所 所長 豊田 健一 〒160-0022 東京都新宿区新宿1-26-6 新宿加藤ビルディング5F Tel : 03-5312-7471 Fax : 03-5312-7475 E-mail :toyoda@nana-cc.com URL : http://www.nana-cc.com URL : http://www.commu-suppo.net ------------------------------------------------ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 週刊メールジャーナル 2008年7月9日 第441号(水曜日発行) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 編集発行人:川崎 明 / 発行所:メールジャーナル社 〒130-0026 東京都墨田区両国2-1-4 第2西村ビル201 ホームhttp://www.mail-journal.com/ メールadmin@mail-journal.com 転載・再配布等には事前にメールジャーナル社に許可をお取り下さい。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |