■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
  2011/8/24    No.597   週刊メールジャーナル   読者数10468(前回)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆東日本大震災によリ罹災された皆さまに対し心からお見舞い申し上げます。
また、ご家族、職場、地域で、お身内、お知り合いを亡くされた皆さまに衷心
よりお悔やみを申し上げます。



●韓国が「大統領暗殺」を恐れる北の内部事情と日本への影響
(会員制経済情報誌『現代産業情報』8月15日号より転載)

興味深いデータがある。

北朝鮮の報道を分析すると、6月を境に、韓国の李明博大統領を名指しで非難
した内容が急増しているのだ。

1〜4月は月間3、4回程度だったものが、5月は64回に、6月は235回
と頻度が跳ね上がっている。

このデータを気にするのは、韓国の情報機関である。

李大統領非難報道の急増は、当然ながら北朝鮮中枢の何らかの意思を反映した
ものとみるからだ。

問題はその「意思」の中身である。

「北朝鮮は1月から4月にかけ、韓国に対話攻勢をかけた。

しかし、哨戒艦撃沈事件などについて公式の謝罪を強硬に求める韓国政府の態
度に、北はしびれを切らした。

5月末には『李明博政権を相手にしない』と表明し、6月初めには南北秘密接
触を暴露するなど、対決姿勢に転じています」

ジャーナリストはそう解説するが、北の李大統領非難報道のペースは、こうし
た 北の行動と一致している。

在京の韓国政府筋は、こう証言する。

「韓国に対決姿勢を露わにしたのと同時期に北指導部は、対韓国政府の窓口に
なっていた担当者たちを粛清したらしい。その数は約30人。

うち10人は刑罰として銃殺され、あとは交通事故などを理由に死亡、または
行方不明とされている」

日本人の感覚では信じ難いが、「北では当たり前の現象だ」と韓国政府筋。

さらには「金正日総書記の異母兄である金平日駐ノルウェー大使が平壌に帰国
した後、自宅で軟禁状態となっている」(ジャーナリスト)との情報もある。

その理由が、「平日氏は故・金日成主席に容貌が似ている。このため、金日成
主席を慕う勢力が平日氏に取り込まれることを、正日総書記の後継者で三男の
金正恩氏が警戒し、身柄を拘束させた」(同)と伝えられているから驚かされ
る。

北朝鮮は、何が起きてもおかしくない国家権力体である。それでも最近の動向
を「内部的に尋常でないことは事実」と述べたのは、韓国国防相の金寛鎮氏。

7月20日、ソウル市内で講演し、後継体制移行の不安定な時期にある北朝鮮
では、「どのような事態でも起きうる可能性がある」と踏み込んだ発言をした。

韓国への対話アプローチの失敗と、その政策に携わった官僚の粛清。韓国政府
への反発。正恩体制への移行をスムーズに図りたい主流派の思惑……。

日本の公安筋は「韓国政府筋から聞いた話」と前置きしたうえで、こう語るの
だ。

「先の講演で金国防相が言いたかったのは、北=正恩氏を担ぐ勢力が、李大統
領の暗殺を謀る恐れが十分にあるという現在の情勢だ。実際、韓国軍はこれを
最も警戒しているらしい」

韓国政府筋がナーバスになるのも無理はない。

北朝鮮軍部隊による韓国大統領府(青瓦台)襲撃未遂事件(1968年)は、
金日成主席の後継者の座を固めたい正日総書記とその勢力が画策したもの――
との認識は、各国の常識となっている。

正日総書記の後継が正恩氏と固まった後、半島では韓国哨戒艦撃沈、延坪島砲
撃事件と、政治的事件が立て続けに発生しており、北の行動パターンを示して
いる。

対韓政策で行き詰まる北が、韓国トップの暗殺を考えることは決して荒唐無稽
ではなく、

「成功すれば正恩氏は父親の正日総書記をはるかに凌ぐ戦績を手にすることに
なり、 権力基盤は磐石になる。取り巻きが暴走してもおかしくないと韓国は
考えている」と公安当局者は語る。

そうなると、日本も巻き込まれることは必至である。

大韓航空機事件に象徴されるように、北が非合法な対韓工作を打つ場合、日本
の在日社会を隠れ蓑に情報活動を行なうことは、定番のパターン。

スパイ防止法をはじめとする外国人活動規制を法に持たないこの国は、非合法
工作の準備、実施ともにテロ国家の楽園である状況は現在も変わらない。

韓国情報機関の緊迫は、そのまま日本の公安に緊迫をもたらすことになる。

◆会員制(法人・個人)経済情報誌『現代産業情報』の購読は、本誌がお取次
ぎします。お申し出いただけば、見本誌を無料でお送りいたします。



【お知らせ】


■「社内広報サロン」 8月26日(金)開催■
テーマ「読者が読みたい!知りたい!と思う企画の立て方」

社内報編集者にとって、読者から「今回の企画は良かった」という言葉をかけ
られると大変うれしいものです。
逆になかなか読んでくれないのが悩みという編集者のみなさんもいらっしゃる
でしょう。

読者が読みたい!知りたい!と思ってくれる企画とはどのような企画なのでし
ょう。また、そういった企画を上手に誌面にするには、どのように取り組めば
いいのでしょうか。

他社の方のお話や専門家の方々からの事例をうかがい、情報を共有しながら一
緒に考えます。

時間:18:30〜21:00
開催場所:ナナ総合コミュニケーション研究所
   新宿区新宿1-26-6 加藤ビルディング5F
参加費:2,000円/1名

詳しい内容・お問い合わせ先 ⇒http://www.commu-suppo.net

************************
株式会社ナナ・コーポレート・コミュニケーション
ナナ総合コミュニケーション研究所
富加見(ふかみ) 智子
電話:03-5312-7471 FAX:03-5312-7475
E-mail:fukami@nana-cc.com
************************

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 週刊メールジャーナル 2011年8月24日  第597号(水曜日発行)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
    編集発行人:川崎 明 / 発行所:メールジャーナル社
        〒130-0026 東京都墨田区両国2-1-4 第2西村ビル201
ホームhttp://www.mail-journal.com/
メールadmin@mail-journal.com
転載・再配布等には事前にメールジャーナル社に許可をお取り下さい。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■